DENON DCD-755AE
DCD-1500AEと比べると重心が高く解像度に劣る。そして、バランスがもう一つで、荒れ気味に聴こえる。ただ、エントリーモデルで滑らかさと艶を感じる雰囲気の音色が聴けるのは有り難い。エントリーモデルながらDENONの良さが体現されている。
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DENON DCD-755RE
DCD-1500SEと比較すると解像度が大きく劣り、細かい音素や高域が埋もれて聴こえなくなる。DENONらしい押し出した中域が、解像度の低さからややもやっとするが、上位機種と比較しなければ、艶があり十分聴ける音色。エントリーモデルの定番としてのコストパフォーマンスに優れる。
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DENON DCD-1500AE
上位のDCD-1650AEと比べても、解像度と奥行き感に僅かな差があるとしか感じない。AEシリーズとしての同傾向の音作りが、違いを解り辛くしていたのかも知れない。音色はレンジが若干狭く、中低域重視。音と音の繋がりの滑らかさと個々の音の瞬発力を併せ持つ。SACDについてはおまけ扱いなので、その良さを感じるには今一つの所がある。コストパフォーマンスを一番感じる価格帯のCDP。
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DENON DCD-1500SE
以前所有していたDCD-1500AEの後継モデル。 ONKYO C-7070やMARANTZ SA8004に比べると、中域を重視した音作りの為、高域への抜けが悪く感じる。 温もりがあり、滑らかでしっとりとした艶のある音色だが、中域のどんよりとした雲掛かった感じに好き嫌いが分かれるかも知れない。 なお、上位のDCD-1650REも音色の傾向としては同様であるが、解像度が高い為、DCD-1500SEで感じるもやもやしたものが薄れる。下位モデルのDCD-755REとは、比較的違いが解かり難いCDプレーヤと云えども、差異は大きめ。
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DENON DCD-1650AE
解像度は、ONKYO C-1VL、DENON DCD-1650AE、MARANTZ SA-15S1の中で一番低い。低音を重視した音作りで、下が膨らむ。高域はエッジを抑えた柔らか味を帯びていて、繋がりが滑らか。ボーカルは前に出て、音楽のスケール感が他に比べると大きい。
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DENON DCD-1650RE
対抗のMARANTZ SA-15S2の高域の抜けの良さと比較すると、高域が出ていない訳では無いけれど、中低域に厚みがある分すっきりしない感がある。しかしながら逆にボーカル帯を前面に押し出した極めて艶っぽい温かみある濃厚な音色にDENONのDENONたる良さを感じ取れる。また下位のDCD-1500SEでは中域にフォーカスした音像がややもするともやっと感じられたが、解像度が上昇した分、肌理が細かくなり、シルクの様な滑らかさに快活さをプラスした様な印象に変わる。奥行き感も上昇しサウンドステージも拡がるDENON伝統のモデル。
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DENON DNP-720SE
DENON初めてのネットワークオーディオプレーヤー。アナログ出力のみのレビューとなりますが、一言で言うとDENONらしくない音色です。 エントリーモデルのDENON PMA-390SEやDENON DCD-755SEから上位モデルに至るまで、音素に濃い目の色を塗るのがDENONの特徴だと感じていましたが、DENON DNP-720SEは、色が薄めでまたDENONのエントリー機が持つ良い意味でのメリハリ感が無い為、少々退屈で平坦な音色に聴こえます。そして、音素が粒立っていて同じボリュームで並んでいるというよりは、上から押し潰した様なエッジに滲みのあるフラットさなので、高域の抜けに物足りなさを感じるかもしれません。機能が豊富でかつ低価格なのは魅力的ですが、ピュアオーディオ機器としてのネットワークオーディオプレーヤーとして考えるならば、MARANTZ NA7004やpioneer N-50が一段上です。
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MARANTZ CD6002
若干大味で、高域に艶が乗り華やかではあるが、きつめの印象がある。音色自体はやや硬質で聴き疲れしそうな所が感じられる。価格的なパフォーマンスの良さは感じられる機種。
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MARANTZ SA7001
雑味成分(付帯音)が多く、音色が暴れ気味に聴こえる。マランツ得意の高音の艶を少々感じるが、上位機種に較べるとざっくりしていると言っても良いぐらい。音の輪郭は他社に較べて明瞭な方だが、奥行き感が薄く、低音の締りにも欠ける。高域に力を入れているのもあって、ちょっと聴き辛い印象がある。因みにSA8001から切り替えた時に、まずいと思ったのか店員が極端に音量を絞った。逆に言うとそれぐらい違う。POPS向きなチューン。
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MARANTZ SA7003
上記機種のSA8003と比較すると、奥行き感と解像力に劣り、サウンドステージが極端に狭く感じられる。また、付帯音が多くざわつくので、クリアさと静寂感がいまひとつ。MARANTZの中では、しっとりというより元気の良さがあるモデル。
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MARANTZ SA8001
SA7001に比べ付帯音が一気に薄れ、音色に纏まりが出て来てぐっと聴きやすくなる。また、奥行き感、抑揚感も楽に感じ取れる程のレベルに達する。SA7001で感じた薄っぺらさも減退。艶も程好く出てきてしっとり。音色自体はSA7001、SA8001、SA-15S1の中では一番細い気がする。SA7001との価格差を考えても、またCDプレーヤーと言う一番変化が解り難い機材というのを考慮しても多くの方がこの差は認識出来るように思う。クラシック向き。ヘッドホンアンプ部の特徴:繊細で高域が華やかであるが、芯が硬い。高域がきつめである為、聴き疲れしそう。解像力はそこそこあるし、決して悪くは無い。
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MARANTZ SA8003
極めて良く出来たモデル。下位のSA7003と比較すると、サウンドステージの広さと附帯音の少なさで次元の違いを明確にする。また上位のSA-15S2に迫る性能を持つ。コストパフォーマンスに優れたお勧めの機種
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MARANTZ SA8004
音色がブライトで高域が華やかな為、腰高な印象を受ける。 解像度が動価格帯の他機種より優れている印象で、低域から高域への抜けが良い。 繊細でいてかつ瑞々しい艶があり、音色の濃厚さは薄いけれど、この価格帯ではおすすめのモデル。
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MARANTZ SA-15S1
滑らかで奥行き感、抑揚感ともに十分。SA8001の上を行く。高域のきつさが一番薄いように思う。SA7001、SA8001、SA-15S1の3機種の中で唯一、はっ!!とする瞬間に出会えた機種。但し、MARANTZ SA8001との価格差を考えると、無理して購入する程でもないと思う。セッティングで追い込んだり、他の変化の解り易い機材に、資金配分するのが良いかも。但し、ヘッドホン出力が優秀な様子で、この点は考慮次第。ヘッドホンアンプ部の特徴:繊細かつしなやかで、きつさを感じない比較的ニュートラルな音色。僅かに高域に煌く音色付けがある。解像力も十分にあり、価格的パフォーマンスの良さを併せ持つ。
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MARANTZ SA-15S2
従来同様、高域重視の路線は変わらないが、低域を加味し僅かに中庸に寄った感じでトータルバランスが上昇。DENON DCD-1650AEと比べると音素が細かく輪郭が明確で、品位が高い。MARANTZ SA-15S2から見れば、DCD-1650AEはやや柔らめでべたっと拡がる様に感じられる。DAコンバーターとしても使用可能で、MARANTZ SA-13S1の流れを汲む付加価値の高いMARANTZの戦略機種。
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MARANTZ SA-13S1
ヘッドホンアンプ部の特徴:SA-15S1の純正チューンだけあって、細かな音色も拾う解像力とSA-15S1では明らかでは無かった空気感の再現力がある。そして、抑揚感の表現が上手くなっている。なお、上記の差異にSA-15S1もう1台分以上の価値を見出すかには、個人差があるだろう。。
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MARANTZ NA7004
MARANTZのネットワークオーディオプレーヤー。こちらもアナログ出力のみのレビューとなりますが、DENON DNP-720SEとは異なり、MARANTZらしいメーカーの独自色を踏襲した音色で、ネットワークオーディオプレーヤーとしての本来の機能面も充実している為、コストパフォーマンスに優れる。MARANTZの同価格帯のCDプレーヤーと比較しても遜色ない音色で、僅かに高域のキラキラ感とエッジの鋭さが抑えられているくらい。 高い機能性と優れた音質の双方を融合した戦略的なモデル。
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ONKYO C-777
同社C-1VLも聴いてみたが、A-977とA-1VLの違い同様、C-777の方が粗く表面にざらつきがある。またC-1VLは艶が十二分にあるのだが、その点がかなり薄れる。音色の重心もC-1VLが高い所にあるのに対し、C-777は低い。しかしながら、同価格帯のDENON DCD-1500AE等と比べても解像度は一段高く、若干硬質だが、癖の少ない比較的ニュートラルな音色を持つCDプレーヤーとして高評価できる。VLSCの持つ見通しは良いけれど、奥行き感に乏しく平坦な音色である特徴は上位のC-1VLと変わりない。ヘッドホンアンプ部の特徴:音色付けは少ないが、解像度良好で見通しが良く切れがありハイスピードでタイト。芯が残る若干の硬さがあり平坦なまま押し出してくる感じで、POPS、HIPHOPに向く。DCD-1500AEよりは好ましい。
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ONKYO C-1VL
ONKYO C-777に比べるとぐんと解像度が増し、音場が広く奥行き間も良好。中高域は柔らかく、爽やか。音素が若干細かくなる。また、音色に艶があり、C-777の無機質な感じとは異なる上級機。価格差が小さい割りにあらゆる点で凌駕する。他メーカー同価格帯と比較しても、圧倒的なCD再生能力を持つ。常時、品切れの名機。
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ONKYO C-7070
素直な音色で附帯音を抑えた透明感を生かした音作り。 少しだけ寒色で暗めの音色。 低域から高域にかけての抜けの悪さは感じないが、音素がややサウンドステージに中央に寄る。 解像度は価格なりで、過去に所有していた前世代のC-777やC-1VL同様の真面目だが素っ気無さを感じるONKYOらしい音色。
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Pioneer PD-D6MK2
附帯音が少なく、空間表現に優れ音の起伏や音色の余韻の再現性が高い。 音色は控えめながらしっとりとした艶が乗り、派手では無い程度に艶美。若干、音素の重みに欠けるが、その為陰気さが無く、明るく軽快に鳴らすのに向く。高域への着色が少なく、色付けが物足りないものの粒子が細かく、粉雪のような自然さがある。 また同価格帯の中では解像度が高く、トータルバランスに優れる。 ただ、筺体の安っぽさは否めず、他のメーカーの機器との統一感を得るのが難しい所があるのが勿体無い。
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YAMAHA CD-S2000
音色に極端な色付けを感じない為、全域を通じてクリアでソースの鮮度が上がる感がある。 また、解像度も十分あり音素の分離感良好で、クリアネスを生かした僅かに鉱質的な高域の麗しい輝きにヤマハビューティーへの想いを馳せる。 一聴すると音色付けが薄く感じられるものの、この作り込まれたナチュラル感を伴う綺麗な音色は、人を惹き付けるものを持っている。 バランス、アンバランス出力共に遜色無く高音質。 同価格帯のMARANTZ SA-15S2と聴き比べて欲しい評価の高いSACDプレーヤー。
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CEC CD3300R
ウォーム感があり中域に厚みを感じる。音色の穏やかとまったりとした質感は、好みにはまれば高級機に通じる。一方で、解像力は同価格帯では低めで、低域は膨らみがち。 また、固体に若干のもろさがある。
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ARCAM CD-73T
解像力は同価格帯の国産には多分に劣るが、音楽そのものを快適に聴かせてくれる。ARCAMは幾つにも積み重なった音の層に、何とも言えない心地良さがある。
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Technics SL-PS860
柔らか、しなやか、爽やかな音色。 巷では絹ごし豆腐と言われる。 透明感や奥行き感が以前購入した1988年のマルチビットDAC搭載モデルに大きく勝る。 線が細めで上品。 class A D/A CONVERTERと銘打つだけあって、S/Nが良く音素に微粒子感があり、倍音表現に優れる。 中身はすかすかだし、現在の自分の好みとはやや外れるが、良く練られた音だと思う。
KENWOOD DP-7010
1988年秋頃に発売されたCDプレーヤー。 KENWOODの誇る名機の1つ。 軽快で明るくスピード感を伴った暖色の音色。 線が太めで、低域に量感が有り力感も持つ。 高域にきつさが無く、エッジは丸みを帯びていて、音素の細部が潰れ気味。 音場表現は苦手だが、ボーカルが力強く前に出て、十分なメリハリがあるので、ロックやポップスに最適。 艶や色付けが濃い。 音素はやや軽い。 現在の音とは異なる古いマルチビットDACらしいvividな音色。 CDプレーヤーの絶頂期(1987~1989年)に発売されただけあって、よく練られた楽しい音。
KENWOOD DP-8010
KENWOOD DP-7010に比べると音素が硬くなり透明感と解像度が向上する一方で、音色の温度感が下がった為、クールな印象を受ける。 特に低域の力感や解像度は段違い。 KENWOOD DP-7010よりもメリハリを抑えた正確な音色だが、KENWOOD DP-7010の着色されたvividな音色の持つ聴いていて楽しい感じは減退する。 いずれもバーブラウンのPCM58使用だけど、違いは大きい。 細かい音も潰れないし、粗さが取れて緻密で濃度も高く響きも綺麗で、前後の奥行き感や左右への音の拡がりも良好。 自分が知っている色付けの濃い古いマルチビットのDACの音では無い。 おかげで、かつて所持したSONY CDP-333ESJを聴いて得た古いCDプレーヤーに対する見識を改めることになった。 当時は色付けの少ない音色が受けなかった様で、同様にクリアな音色を持つ後継機DP-8020を最後にKENWOODのDP-8000番台は幕を下ろす。 なお、このモデルは音飛びしやすいので調整が必須。
VICTOR XL-Z711
ビクターのお家芸K2インターフェースを搭載した1988年発売の名機。 程良く艶が乗り、潤いが有り、音が太く暖色の美音。 vividかつクリアな稀有な音色。 一方で、どこか着色を意識させない素朴さ、自然さがある。 低域に重みと量感が有り、重心が低くどっしりとしていて地に足が着いた落ち着きを感じる。 ボーカル帯が極めて緻密かつ非常に濃厚で、音像が前に出てくる。 前後の奥行き感も良好で、背後の細かい音素が潰れない解像力を持っている。 高域は繊細で透明感が有り伸びやか、特に響きの再現性に優れる。 DACが16ビット+2ビット(ディスクリート)の29年前に発売されたCDプレーヤーからこんな次元の違う高品位な音色が出てくることに驚くばかり。 音色が大きく異なるけれど、KENWOOD DP-8010とは格が違うと言える。
SONY CDP-338ESD
音色のベクトルがKENWOOD DP-7010に非常に似通っている。 重心の下がりきらなかったKENWOOD DP-7010に重みを付加して、細部をブラッシュアップした感じ。 解像度、響き、滑らかさ、静けさが向上しているし、音素の厚みや密度も増している。 その上で、vividな音色で明るく聴いていて楽しい点は変わらない。 自分が古いCDプレーヤーに求めていた色彩の濃さと音の厚み、幾分の爽やかさがKENWOOD DP-7010やSONY CDP-338ESDの音色には存在している。
north star design Essensio
MARANTZ SA-15S2はSACD/CDプレーヤーとして使用すると高音が硬めで全体としてややかっちりしたした輪郭を持っている一方で、外部DACとして使用すると抜けが良く開放的な音であった。 north star design Essensioは、MARANTZ SA-15S2を外部DACとして使用した際の音色に近いものがある。 明るく瑞々しい開放的な音色。 ただし、MARANTZ SA-15S2ほどは線が細くないし、S/Nの良さが一段上。 そして、north star design Essensioの方が音素の拡がりおよび細部の解像力に優れ、色乗りが良く濃い色の水彩画の様相。 抵抗ラダー型のマルチビットDACを搭載したCDプレーヤーほどvividでは無いし、自分好みの温度感、湿度感、抜けの良さがある。